ソン・ヘギョ主演の『黄真伊』が、去る6日に公開されてから1週間で、全国観客78万人を突破しヒットを記録している。

ソン・ヘギョ の最新ニュースまとめ

2007年上半期の劇場街は、莫大な制作費で劇場街を占領したハリウッド映画によって、去年の1000万人観客動員を記録し韓国映画界が中興期を迎えていると盛り上がったことは一瞬で消え去り、韓国映画の危機論まで挙げられながら冷たく凍りついていた。

しかし去る6日に公開したソン・ヘギョ、ユ・ジテ主演の『黄真伊』が、公開直後から観客の口コミにより人々の足を劇場に運ばせている。映画『黄真伊』の関係者は「20代から中年層まで、様々な年齢層の観客が劇場に訪れている。とくに、普段劇場にあまり来なかった中年層の観客が多い」と明かしている。

このようにハリウッドの大作に立ち向かい公開1週目に好成績を収めたのには、まずソン・ヘギョとユ・ジテの演技力が1番のポイントとして挙げられる。とくにファン・ジニ役のソン・ヘギョが、以前の現在映画で見せた演技とは異なり、劇中ファン・ジニの心理状態を様々な表情と音声で披露し、“ソン・ヘギョの再発見”という評価を得ている。同時にユ・ジテもまた、幼い頃から黙々とファン・ジニを愛し見守る“ノミ”役の演技を熱演し、ファン・ジニ以外のドラマの魅力を引き出している。

この他にも既存のファン・ジニとは差別化された淡色系の様々な衣装を通じて、観客たちに見所を提供し、映画の中でだけ見せる16世紀に生きたファン・ジニの時代像を適切に披露している。

封建的な16世紀に生きながらも、21世紀の堂々たる自身のアイデンティティを叫んだファン・ジニは、このような興行要素を備えており、ハリウッド映画に立ち向かう韓国映画の砦として興行を続けている。現在、ファン・ジニ役のソン・へギョとユ・ジテらは、ソウルや地方の劇場街を回りながら、観客に映画をPRしている。

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