SBS水木ドラマ『魔女ユヒ』の主演2人が、制作スタッフに対する不満をあからさまに示し、放送関係者に波紋を広げている。

ハン・ガイン の最新ニュースまとめ

同ドラマの主人公ハン・ガインジェヒは13日と14日、それぞれファンコミュニティと公式報道資料を通じ、『魔女ユヒ』の問題点を挙げた。
ジェヒは13日、自分のファンコミュニティに文を掲載し、「『魔女ユヒ』は、シナリオがどれだけ重要かを切実に感じた作品」とし、「めちゃくちゃなキャラクターを、最後まで我慢してご覧くださったとファンの皆さんに、感謝の言葉を捧げたい」という表現で、ドラマのシナリオに対する不満を婉曲に表わした。

ハン・ガインはより積極的だった。 ハン・ガインの所属事務所OneNOneエンターテイメントは14日午後、各報道機関に資料を送り、『魔女ユヒ』が墜落した原因を分析した。OneNOneは資料で、短編ドラマやシチュエーションコメディばかりを執筆してきた作家が、連続ドラマに必要な間合いを見せられなかったという点や、キャラクターのイメージがだんだん変わって行き、「『魔女ユヒ』なのに魔女がいない」という問題提起まで引き起こした点などを挙げ、シナリオの問題点を指摘。続けて、プロデューサーの演出力も問題視した。OneNOneは「ラブシーンで突然、料理のシーンへ移るかと思えば、主人公たちのセリフが終わる前に場面転換するなど、プロデューサーの不十分な演出力が視聴者の期待を失望に変えた」と診断した。

俳優のこうした対応に、ネットユーザーは驚くほかなかった。ドラマが放映終了してから、俳優がこうした不満をストレートに表した例がないためである。この内容が記事化されるや数百のコメントがリアルタイムでアップされ、こうした発言の正当性に対して賛否両論を繰り広げている。

放送関係者も、やはりこの懸案に注目している。デビュー10年目のある俳優は「タレントが作品に不満があったとしても、それは内部の問題で留めておくべきで、公に批判するのは正しくない」と批判。一方、OneNOne側は「この報道資料は、作家とPDを非難するものではない」としながら、「ドラマが終わって、ハン・ガインがドラマの失敗に対する非難を受けるのを見て、俳優だけでなく共同責任であることを強調したくて、こうした報道資料を出したのに、論点が変な方向へ進んだ」と、一部偏向的な解釈にブレーキをかけた。

一方、このドラマを制作したOneNOneインタラクティブ側は、「これに対応する必要はない」という立場。OneNOne関係者は14日、「俳優も、ドラマに対して不満を示す権利はあるはず」としながら、「こうした表現方法を選択したことについても、特に対応する気はない」と明らかにした。


ドラマ『魔女ユヒ』は放映当時、水木ドラマ同時間帯視聴率1位を記録。話題を集めたものの、すぐにMBC『ありがとうございます』に1位の座を譲り、視聴率12.4%まで下降したまま去る10日、放映終了となった。

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