映画『里長と郡守』が、公開前の各種前売りサイト1位の底力をそのまま維持し、公開週ボックスオフィス1位を占めた。ソウル62か所、全国322か所の劇場で公開している『里長と郡守』は、公開当日である29日から1日までにソウル13万4000人、全国53万人の観客を動員し、『300』を押さえ1位を記録した。これにより『300』、『パフューム-ある人殺しの物語-』などに押され苦戦を強いられていた韓国映画のプライドを回復し、『1番街の奇跡』以降途切れていた“韓国映画ボックスオフィス1位”の脈を3週間ぶりにつないだ。

チャ・スンウォン の最新ニュースまとめ

『里長と郡守』の興行成績は、黄砂や天気により外出が難しかった外的条件、伝統的な閑散期シーズンという公開時期などを考えたとき、高く評価できる。昨年同時期の公開作で最高の興行作だった『甘く、殺伐とした恋人』の興行成績(全国56万人)と似たような様相。参考までに、2005年同時期公開作である『甘い人生』と『拳がうなる』は、それぞれ全国45万、全国39万人を記録したことがある。

とくに『里長と郡守』が、地方の観客たちから好反応を得ている点が目立っている。制作会社によるとソウルと地方観客の比率は、1:3程度。このように長期興行が予想される上、老若男女問わず様々な年齢層が楽しめるコメディ映画という点もまた、『里長と郡守』の展望を明るくしている。

『里長と郡守』は、幼い頃に学級委員長を務めていた田舎の独身男チュンサム(チャ・スンウォン)と、万年副委員長だった親友テギュ(ユ・ヘジン)が20年後、里長と郡守として運命的に出会うことによって繰り広げられる対決を描いたコメディ。制作会社側は「2007年春唯一のコメディ映画で、観客たちに笑いと感動を与えるはず」と伝えた。

Copyrights(C)segye.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp

Copyrights(C)segye.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0