23日、ソウル・オリンピック公園体操競技場で起こった、東方神起コンサートでの騒動に対し、ネティズン(ネットユーザー)とファンからの非難は続いている。

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所属事務所SMエンターテイメントは24日、ホームページに「ファンの皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びする」「今後はこうした事態が起こらないよう、主催側と警備側に、徹底した管理・監督を要請する」という謝罪文を掲載。コンサート主催側もマスコミを通じ、補償を申し出たが、23日に会場を訪れたファンたちは、具体的な補償の内容と正式な謝罪を要求している。

コンサートを主催したドリームメーカーは「現在、23日に入場した観客に対する補償は論議中」とし、「当日、帰宅が遅れた観客に対し、ソウル在住者には3万ウォン、ソウル近郊地域在住者には5万ウォンを、交通費として支給した」と説明。また、「写真撮影不可ということについては、肖像権の問題であり、すでに1月から告知してあった」「これまでのコンサートでこうした騒ぎは起こらなかった。今回も、3か所のうち2‐2番ゲートでのみ混乱がおき、こうした事態に至った」と状況を語った。また、SMエンターテインメント側も、最高10万ウォンを交通費として支給したという。

しかし、ファンとネティズンたちは、東方神起ホームページの掲示板に数百の書き込みを行うなど、主催側とSMエンターテインメントに対する非難は収まらず、“抗議カフェ”ができるなど、組織的な動きも見せている。また24日と25日は、あらかじめ「カメラつき携帯電話での撮影禁止」と何度も告知された上で、所持品チェックは行われなかったと伝わったことから、「23日の入場者はどうなる」と反発が起こっている。

あるネティズンは、「金銭的、精神的な補償だけが問題ではない。根本的に、主催社やスターが、ファンを思いやることなく、利益を得るためだけの存在と考えていたら、またこうした事件が発生するはず」と指摘。またあるネティズンは、「ファンも、単純にスターたちを盲目的に信奉するより、より良いコンサート文化を作るため、問題となる部分ははっきり指摘しなければならない」とコメントしている。


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