芸能人のギャランティーが、天井知らずに上昇している。
2006年、個人所得税として97億5000万ウォンを納付したことを、所属事務所を通じて発表した“韓流スター”ペ・ヨンジュンのような“独立企業”型は、まだ例外的な事例。しかし、ドラマ出演料として、多ければ1話当たり(60~70分基準)1億ウォンを受け取り、1年間専属の広告出演料として10億以上を受け取るスターも少なくないというのが、業界の観測だ。

ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ

20日、芸能界関係者によると、人気グループSHINHWA(シンファ/神話)のメンバーで、俳優でもあるエリック(本名:ムン・ジョンヒョク)は、最近1話当たり1億ウォン相当の条件でドラマ出演のオファーを受けたものと伝えられている。ペ・ヨンジュンもまた、キム・ジョンハクプロダクションが制作しているドラマ『太王四神記』の、1話当たりの出演料が、1億ウォンに達するという説だ。

エリックは昨年SBSドラマ『無敵の新入社員』に続き、来たる3月放送予定のMBC週末ドラマ『ケ・セラ・セラ』の主役にキャスティングされた状態。広告収入もかなりのものだ。彼は韓国コカ・コーラと業界トップ待遇でCMモデル契約を結び、このCMはまもなく撮影に入り、来月中旬頃には放送される予定だ。エリックの所属事務所関係者は、1億ウォン説について「1億ウォンの出演料をオファーされたことはなく、トップ待遇の条件を提示されたとは聞いている」と伝えた。

トップスター級の広告出演料は、これまでは1年間専属基準で7億~8億ウォンだったが、最近は10億ウォン台に急騰したものと伝えられている。キム・ヒソン、イ・ヨンエ、コ・ソヨン、キム・テヒなどがこのクラスとされている。

ペ・ヨンジュンと共に“動く企業”として有名な<SMエンターテイメント>所属歌手のBoA(ボア)も、昨年10億ウォンに達する契約金を受け取り、<オリンパスKorea>の1年専属モデルとして活動中だ。BoAは日本のアルバムセールスと化粧品のCM活動などで、年間数百億ウォンの収益を上げているものと伝えられている。

バラエティー番組の司会者たちの出演料は、公式的には1回当たり800万~900万ウォンだが、放送界では1回当たり1000万ウォンの時代が開けたという説がささやかれている。MBCが昨年、国会に提出した資料によると、コメディアン出身のMCユ・ジェソクは1回当たり出演料として900万ウォンを受け取っているものと表われた。イ・ヒョリも1回当たり900万ウォン台だという。

映画界の“VIP”俳優は、1本当たり4億5000万ウォン~7億ウォンのギャランティーを受け取る。しかし、6か月~1年に映画1本を撮影する慣行により、映画出演料はドラマ1話当たりの出演料1億ウォンには及ばない水準だ。テレビ出演料の急騰が、最近のスクリーンスターたちのブラウン管復帰傾向の理由とも分析されている。


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