トランスジェンダーグループLady(レディ)が解散していたことが、一足遅く明らかとなった。

Ladyはピヌ、サハラ、ユナ、シネの4人で結成。2005年4月、デビューアルバム『Attention』で歌手デビューし、K-POP界初のトランスジェンダーグループとして話題を集める。しかし同年6月には、兵役問題に苦しめられた。

これは、日本訪問時、兵役に関する質問を受けたメンバーたちが、「トランスジェンダーだから軍入隊はしない」と言ったことが歪曲されて伝わり、兵役回避疑惑が起こったため。
当時、メンバーのピヌは性転換手術をしていない状態であり、徴兵身体検査では4級判定(1級が最上級)を受けていた。ピヌは1stアルバムの活動を終えたら、性転換手術を受ける予定だった。

結局、昨年8月、彼女たちはグループ解散を決めた。当時の所属事務所関係者は、「大部分の性転換者は軍隊に行っていないと言われている」とコメントしている。
兵役回避疑惑以後、メンバーたちは活動する意欲を失くしてしまった。しかし、さらにメンバーたちを苦しめたのは、トランスジェンダーへの偏見のせいだったというのが、関係者の説明だ。 初のトランスジェンダーグループという肩書きは、彼女たちの名を広める役割を果たしたが、彼女たちに対する大衆の偏見の壁を越えることはできなかった。

バッシングはもちろん、甚だしくはステージに立った時も、自分たちを揶揄する観客を目にして、彼女たちの劣等感はより大きくなっていった。このため活動当時、メンバーたちは心に大きな傷を受けたという。
所属事務所関係者は、「トランスジェンダーグループが、大衆的な文化コードに合わせるためには、もっと長い時間が必要なようだ」「メンバーたちとの話し合いを経て、解散を決定した」と語った。

現在、メンバーたちは平凡な一般人として生活していると伝えられている。


Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp


Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0