去る14日に公開された『カンナさん大成功です!』(監督:キム・ヨンファ/制作:リアルライズピクチャーズ、KMカルチャー)が、クリスマス連休最終日である25日に、観客動員数250万人を突破した。
公開2週目に入った『カンナさん大成功です!』は、追って公開された『レストレス~中天~』『ナイト・ミュージアム(NIGHT AT THE MUSEUM)』などと対等に、高い前売り率を記録。さらに、22日の金曜日400か所から23日土曜日、440か所に増えたスクリーンで上映された『カンナさん大成功です!』は、23日28万人、24日35万人、25日34万人という記録的な観客動員力を見せつけた。

韓国映画「カンナさん大成功です!」のキャスト、公開日、あらすじ

2006年『王の男』『グエムル~漢江の怪物~』『イカサマ師』以降、これといった爆発的なヒット作が生まれなかった国内映画界は、『カンナさん大成功です!』の興行突風を喜ぶ雰囲気。このような興行力の裏には、コメディというジャンル的な特性の中で、これまでのコメディ映画では見られなかったヒューマニズムを感じさせる作品性が、最も大きな要因だと考えられる。

デビュー作である『オー!ブラザーズ』でヒューマンコメディへの可能性を見せたキム・ヨンファ監督は、2作目の『カンナさん大成功です!』でも、暴力・罵声・過剰が入り乱れる既存のヤクザコメディと差別化された笑いと、キャラクターに対する共感から得る感動を表現し、成功させた。

またこれまで、韓国映画には見られなかった特殊メイクを使い、“デブ女”変身への好奇心を誘い、3億ウォン以上の予算が投入された大規模コンサートシーンなどが、映画を観た観客に新鮮な見所を提供したことも、『カンナさん大成功です!』人気のもう1つの主役と言える。観客は観覧後、高い評価を与え、映画に対する満足度を表しており、一部の観客は5回以上観覧したりもしている。

『カンナさん大成功です!』の主演俳優たちは、こうした観客の声援に応えるため、22~23日に京幾(キョンギ)、忠青(チュンチョン)地方の舞台挨拶、24~25日にはソウル地域の舞台挨拶を行い、観客たちに特別な時間をプレゼントした。2006年を締めくくる今、『カンナさん大成功です!』が、今後打ち立てるもう1つの興行記録に注目が集まっている。



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