2006年のウェルメイド娯楽映画『イカサマ師』が、公開初日に平日の劇場街を掌握し、興行突風を呼び起こしている。

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9月28日公開予定で、事実上チュソク(旧盆)戦争の後方スタートといえる『イカサマ師』は、多くのファンの要請と期待に支えられ、前夜祭や有料試写会もなく、“1日早い水曜日平日公開”を果敢にも選択した。

従って、全国11万人(ソウル3万6000人)という『イカサマ師』の27日観客数は、“純粋な公開初日のスコア”と言える。とくにこのスコアが、まだ全ての劇場で公開されていない状況(全国410か所中、公開初日350か所で公開)での記録という点や、一週間の中の劇場観客需要が最も少ない“水曜日”の平日の記録という点でより驚くべきことだ。

“上映時間が長く、上映回数が他の映画に比べて少ないこと”や“唯一のR-18指定映画”というハンディキャップまで吹き飛ばしたこのような結果は、『イカサマ師』の関係者までも驚かせている。水曜日の公開初日に記録的な興行を見せた『イカサマ師』は、高い購買率と観客たちの爆発的な反応に勢いづき、公開劇場数も当初の予定よりもさらに増えるものと思われる。

一方、公開初日ソウルで舞台挨拶を行ったチェ・ドンフン監督とチョ・スンウ、キム・ヘスは、平日にも関わらず満席になった客席を見て喜びを隠せなかったとか。彼らだけでなく、次回作の撮影で舞台挨拶に来られなかったペク・ユンシクとユ・ヘジンも、初日公開成績を聞いて歓喜し、その後の舞台挨拶スケジュールを追加しようという言葉まで伝えてきたという。

公開初日からヒットを予告している『イカサマ師』が、チュソクシーズンを迎えてさらに観客のハートをつかむことができるのか、今後の動向が注目されている。


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