ドラマ『朱蒙』の女性指導者・召西奴　仁川が再評価

人気ドラマ『朱蒙（チュモン）』で注目を集めている女性指導者・召西奴を、仁川の歴史を中心に再評価する動きが活発化している。文献の記録によると、朱蒙とともに高句麗を建国した召西奴は、息子の沸流、温祚王子を連れて南下し、弥鄒忽（現在の仁川）を首都に定め古代百済を建国した。

　仁川観光公社が18日に明らかにしたところによると、歴史学者は召西奴が古朝鮮の領土を回復するために中国との交流が容易な弥鄒忽を拠点に百済を建国したとみて、仁川で研究を進めている。仁川愛運動市民協議会と仁川観光公社は、召西奴が活動した仁川文鶴山を歴史公園に造成するための検討作業に着手しており、10月15日の「市民の日」に文鶴山で初期百済文化を再現した公演を準備している。仁川地域の女性団体も召西奴記念館建設を進めているという。


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