「カムサハムニダ(ありがとうございます)」「I don’t know」「メイグァンシー(大丈夫)」のように、使う言葉は異なるが、拳を握り「僕たち、とても息が合います」と笑った。韓流と華流の出会いを象徴するような彼ら、韓国のKANGTA（カンタ）と台湾イケメングループ＜F4＞のメンバーであるヴァネス・ウー（呉建豪）が作ったプロジェクトグループ＜KANGTA＆VANNESS＞だ。
▽KANGTA＝＜KANGTA＆VANNESS＞というグループの結成は、どちらが先ということでなく、お互いに望んだこと。2004年5月に台湾の音楽賞である＜The Golden Melody Awards＞授賞式に参席し、ヴァネスに初めて会った後、連絡し合って、その年の末頃に、どちらからともなく、「一緒に活動してみようか？」という言葉が出た。
▽ヴァネス＝高校時代から＜H.O.T.＞のファンだった。KANGTAのソロアルバムも買って聴いていた。
10日午後、ソウル延世大学100周年記念館で開かれた彼らのショーケースには、中国・台湾・日本から取材陣が参席し、1000人余りのファンが押し寄せた。彼らは18日プロジェクトアルバム『SCANDAL』をリリースし、6月に中国・台湾・日本といったアジア全域に公開する。タイトル曲『SCANDAL』とバラード風の『127日』を含む5曲の新曲が、韓国語・中国語・英語の3ヶ国語で収録されている。
▽KANGTA＝2人ともグループ出身なので、そのイメージから抜け出すのが大変だった。今まで見られなかった、強い男性的なイメージを見せたい。
▽ヴァネス＝タイトル曲『SCANDAL』は、現在人気を集めている“Crunk＆B”スタイルの曲。強烈な機械音を感じられるはず。僕は、KANGTAが作ったバラード曲『127日』が好き。色々な国のバージョンでレコーディングしたので、アジアのファンに気楽に聴いてもらえると思う。
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