“サムシク”ヒョンビンが、今回は百万長者の“ジェギョン”として帰ってきた。

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2005年“サムスンシンドローム”で最高の1年を過ごした“サムシク”ヒョンビンが、今回も顔も金も、性格も(?)、何ひとつ欠けたものがない百万長者“ジェギョン”を演じた。時には憎らしく、時には生意気ではあるが、結局は愛おしい2人の男“サムシク”と“ジェギョン”。しかしよく見ると2人の男は全く異なる。

「僕たち、恋愛する“フリ”しませんか?」
姉とも思えるサムスンに、図々しく契約恋愛を提案するジンホン(サムシク)。 他人の前である程度誇れる適度な財産と輝く容姿、そこに結構な学歴まで。彼の人生は、スイスイと進む高速道路のように、悩みがないように見える。彼はサムスンと、言葉通り左衝右突、紆余曲折、波乱万丈な恋を繰り広げて見せ、ここで彼の魅力は遺憾無く発揮される。ある瞬間はあまりにも冷たく無礼で、またある瞬間にはあまりにも弱々しく純粋な顔を持つ彼。サムスンのみならず、女性なら誰もが抱きしめてあやしてあげたくなる男、それがサムシクだ。

『百万長者の初恋』のジェギョンはサムシクよりも一枚上手だ。まだ高校生だが、祖父から数千億ウォンの遺産をもらうことになれば、生意気な性格は言うまでもない。勉強はトップを逃さず、ケンカもけっこうな腕前だ。本当に世の中に怖いものひとつもない完璧な男“ジェギョン”。しかし、そんな彼の人生に文句をつける女がいた。それは祖父の遺産相続の条件のため転校した田舎の学校で出会った、田舎くさく地味なウンファン。毎日なんだかんだと言い合う2人だったが、結局は予想もつかなかった恋に落ちることになる。しかしこの恋が、限りなく傲慢で幼かった彼を360度完全に変えた。彼はもう恋しか分からず、恋しか考えられない。

サムシクが、時には2人の女性の間でドギマギしながら隠れんぼのような恋をしたのなら、ジェギョンは恋のために全てを捧げる。あれこれ比べたりしないし、前後をわきまえもしない。2005年キュートボーイ・サムシクがいたのなら、2006年には最高のロマンティスト・ジェギョンがいる。

ヒョンビンはメディアとのインタビューを通じ、「サムシクとジェギョンに似ている点があると思うかもしれない。だけどその2人ははっきりと異なる個性を持った人物だ。ジェギョンを演じながら、サムシクとは全く異なる雰囲気で演じた」とサムシクとはまた違う魅力を持ったジェギョンに対する好奇心を持たせた。
昨年“サムシク”を忘れられず、残念がっていた多くの女性たちが、今年1年は百万長者“ジェギョン”とのロマンスを続けていくものと考えられる。

一方、遺産相続のために田舎の学校に行った財閥少年が陥った運命的な恋を描いた映画『百万長者の初恋』は、2月9日に公開される予定だ。

写真提供=MBC

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