「殴りに殴られ、走りに走る…」
“青春スター”チョ・インソンが、これまでの花美男(イケメン)イメージをきれいサッパリ吹き飛ばすかのように、殴られては走ることを繰り返す辛い撮影の中、“卑劣なヤクザ”に生まれ変わった。

チョ・インソン の最新ニュースまとめ

映画『卑劣な街』(監督:ユ・ハ/制作:サイダスFNH、フィルムポエター)の製作スタッフは先月末、ソウル市江東区(カンドング)千戸洞(チョノドン)の、とあるゲームセンターで撮影されたチョ・インソンのリアルアクションを収めたアクションスチールが、16日、公開された。

公開されたシーンはヤクザのビョンドゥ(チョ・インソン扮)が所属しているロータリー組が、抗争相手の三ツ通り組に急襲されて勃発したケンカのシーンで、この後、映画の中でも最大規模のアクションシーンとなる‘ロータリー組V.S.三ツ通り組 漢江(ハンガン)対決’シーンの前哨戦となる部分である。

三ツ通り組の急襲に立ち向かうチョ・インソンは、容赦なく振り下ろされるバット、メチャクチャに砕けるガラス窓と、破壊されたゲームセンターの什器の中で、リアルなアクションを、代役無しでそのまま演じこなした。

実際チョ・インソンは、去る10月末、大規模アクションシーンの撮影中に太ももの筋肉を負傷し、撮影が中断される危機に陥ったにもかかわらず、全身を投じて闘魂を見せつけ、製作スタッフの拍手喝采を浴びた。

特にこの日、彼はゲームセンターでの集団アクションシーンだけでなく、一足遅くゲームセンターに駆けつけるシーンや、車に乗って撤退する三ツ通り組を追いかけるシーンなど、1人で走るシーンが多く、二重の苦労を強いられた。

初冬の天気でも、薄いスーツ姿で撮影に望まねばならなかったチョ・インソンは、走って走って走り倒し、始終白い息を吐きながらもモニターを確認するというプロ精神を見せた。

映画『マルチュク青春通り』のユ・ハ監督と、チョ・インソンの出会いだけでも注目されている映画『卑劣の街』は、独り身の母親と、2人の弟たちの面倒を見なければならない三流ヤクザのビョンドゥが、自分を苦しめる検事を懲らしめてやってほしいというファン会長の提案を受け入れたことで、一生一代のチャンスを手にするが、一瞬の過ちが大きな危機を招くという内容。現在、35%ほど撮影が進んでおり、2006年上半期に公開される予定だ。

Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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