「ビョンホンさん、おめでとうございます!」

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韓流スターイ・ビョンホンの“キラースマイル”に、約100人の日本女性たちがメロメロになった。

12日午後6時30分、ソウル・汝矣島(ヨイド)国会議員大講堂で開催された<第25回韓国映画評論家協会賞(以下映評賞)>主演男優賞受賞者として参席したイ・ビョンホンを見るため、100人の日本ファンがチャーター機まで動員して玄海灘を渡ってきた。

“ヨン様”ことペ・ヨンジュンと同じく、代表的な韓流スターであるイ・ビョンホンは、イベント会場ごとにアジア各国ファンの間を雲のように駆け巡ることで有名。だからこそ、惜しくも受賞からもれた青龍映画賞と異なり、受賞可否が確定した今回の映評賞には、どれほどの日本ファンたちが現われ祝うのかが、メディアの関心事に上っていた。

映評賞の事務局側は「イベント開始前から100人を越える日本ファンからの問い合わせが殺到し、“韓流熱風”を実感した」「結局、イベント会場に彼女ら全員を収容する方針になった」と説明。

式が開かれる直前、白いストライプが入ったブラックスーツにメガネをかけ、ひげを伸ばし男性美を漂わせたイ・ビョンホンが、爽やかな笑顔でフォトラインに到着した瞬間、門の前で待機していた約100人のファンと、100人に達する取材陣が彼を囲み、1分間程入場が遅れる混乱が起きた。

また、イ・ビョンホンがイベント会場内の席に着席すると、携帯、ビデオカメラ、カメラなどを手に取り「ビョンホンさん、かわいい」と連呼、彼を少しでも画面におさめようとするファンたちによって場内が騒がしくなったという。

特に、ピンクや赤などのカラフルな衣装を身につけた日本の“オバサン部隊”が多く参席し、ただひたすら“ビョンホンさん”を直接目にした喜びに、周辺の仲間とはしゃぐ姿が印象的だった。

盛り上がりに欠けていた(?)今までの授賞式とは異なり、多少騒がしい雰囲気が続くと、主催側からは「着席しないと式が進まない」と警告放送をする異例的な状況が見られた。

この日、司会を務めたアン・ソンギは「僕は10年以上映評賞に参加してきたが、今日のようにごった返したのは初めてだ」と語り、イ・ビョンホンの熱い人気に驚きを隠せなかった。

祝辞を朗読したイ・ミギョン文化観光委員長もまた「今日のように華麗なゲストたちが来たのは初めて。特に、主演男優賞を受賞したイ・ビョンホンさんは、日本からファンを連れてきたようだ。本当におめでとう」と、遠まわしに“韓流”に感嘆を表した。

この日、受賞のために舞台に上がったイ・ビョンホンは、「今まで2回主演男優賞を受賞したが、それは全て映評賞。僕にとっては、とても意味がある場所だ。以前から映画俳優が夢だった父に、この栄光を差し上げる」と感慨を述べた後、最後に「はるばる日本から応援に来てくださった方たちにも、心から感謝する」と“スペシャルコメント”を残し、ファンたちを感動させた。

“ビョン様”ファンは式が全て終わった後も席を立たず、記念写真を撮影するイ・ビョンホンに向けて嘆声を上げ、粘り強く手を振る抜群の“底力”を発揮した。
イ・ビョンホンもまた、特有の少年のような明るい笑顔で応え、日本ファンをもう一度溶ろけさせた。
Copyrights(C)donga.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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