1988年、「有銭無罪 無銭有罪」という言葉と共に世の中を沸かせた“チ・ガンホン脱走事件”を描いた映画『Holiday』の、自由への熱望を込めたポスターが公開された。

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このポスターは劇中、チ・ガンヒョクというキャラクターに完璧に転進するため、体重を8kg減量し話題になったイ・ソンジェが、運動と食事療法で鍛えたマッチョな体から吹き出す、強いカリスマを披露し、注目を集めている。

11月の寒さにも関わらず薄い服を着て、野外ロケに臨んだイ・ソンジェは、自由を渇望しながらもくたびれた感じを演出するため、顔と体に水をかけながらさまざまなシーンを撮影。灰色雲に包まれた晩秋の夕空、物寂しさまで漂う刑務所を背景にイ・ソンジェは、一方の手には銃を、口にはタバコをくわえ、自由を渇望する表情と、胸中の怒りを飲み込む様を同時に表現し、強い印象を伝えた。

また「たった1秒でも、澄んだ空気を吸い込んで生きたかった」というメインコピー、「生の終わりに歌う自由の歌」というフレーズと共に登場した主人公イ・ソンジェの姿は、本物のチ・ガンホンを連想させる強い印象を植え付けている。

今回のポスター撮影を担当した作家は、「イ・ソンジェのように劇中、キャラクターに完璧に没入する俳優は初めて」とし、「ソフトながら、同時に強さも感じられる俳優」と絶賛した。

映画『Holiday』は、1988年、刑務所に移送中、護送バスで銃と実弾を奪って逃げ、8泊9日間、世間を集中させた“有銭無罪 無銭有罪チ・ガンホン事件”を描いたヒューマンアクションノワールで、来たる2006年1月末、公開される。

Copyrights(C)Reviewstar & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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