<b>“貫禄の力”イ・ヨンエ&チョン・ドヨンVS“忠武路(チュンムロ)の新星”カン・ヘジョン</b>

ジュンス の最新ニュースまとめ

来たる29日、ソウル市汝矣島(ヨイド)のKBSホールで開かれる、第26回青龍映画賞受賞候補者発表の結果、『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』と『親切なクムジャさん』が、全17部門中それぞれ8部門(人気スター賞、韓国映画最多観客賞を除く)の候補に名を上げ、最多ノミネート作に選ばれた。

続いて“ベテラン”チョン・ドヨンと“ダークホース”ファン・ジョンミンの好演に勢いを得、今秋のスクリーンを濡らし尽くした催涙ロマンス映画『ユア・マイ・サンシャイン』が、7部門でノミネートされ、前述の2本の後を追っている。

現在『ユア・マイ・サンシャイン』は、“映画の花”と呼ばれる作品賞・監督賞・男女主演賞と、女優助演賞の5部門でノミネートされている。これは最多候補作ではあるが、監督賞に男女助演賞部門にノミネートされた『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』や、作品賞・監督賞・女優主演賞だけが有望視されている『親切なクムジャさん』よりずっと“充実した2位”と言える。

さらに男優主演賞候補の『ユア・マイ・サンシャイン』のファン・ジョンミンが、映画『甘い人生』でも男優助演賞候補になっており、実質的には主要な受賞候補は『ユア・マイ・サンシャイン』チームが“総ナメ”したとも言える。

800万人を動員した国民映画『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』の“クァンニョ”役で女優助演賞にノミネートされたカン・ヘジョンもまた、釜山(プサン)国際映画祭の映画評価賞に勢いづき、前作『恋愛の目的』で青龍の女優助演賞の座まで狙っている。現在、カン・ヘジョンは仕事と俳優チョ・スンウとの恋の“二兎”を捕まえ、デビュー以来最高の全盛期を謳歌している。

ここにこの夏、ハリウッドブロックバスターの侵攻を防ぎ、韓国映画の救援投手として現れた『親切なクムジャさん』のヒロイン、イ・ヨンエが候補として加わった今回の青龍映画祭は、チョン・ドヨン‐カン・ヘジョン‐イ・ヨンエ三つ巴の様相を呈し、女優トロイカのプライドをかけた新旧対決にまとめられるものと予想される。

また、新人女優賞の候補とされているキム・オクビン(『女子高怪談4:ボイス』)、ハン・ジヘ(『B型の彼氏』)、チョ・イジン(『台風太陽』)など、20代初の“初々しい美女”たちの間に挟まった、デビュー13年目の“中古新人”キム・ジス(『チャーミング・ガール』)の健闘の如何も注目されている。

今年で26年目を迎える、韓国最高の映画祭・青龍映画祭は、29日夜8時からKBS2TVで生中継される。


以下は各部門別の候補者たち(候補者はハングル順表記)

▲最優秀作品賞:『ユア・マイ・サンシャイン』『マラソン』『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』『親切なクムジャさん』『血の涙』
▲監督賞:キム・デスン(『血の涙』)、キム・ジウン(『甘い人生』)、パク・ジンピョ(『ユア・マイ・サンシャイン』)、パク・チャヌク(『親切なクムジャさん』)、イム・サンス(『ユゴ 大統領有故』)
▲男優主演賞:パク・ヘイル(『恋愛の目的』)、リュ・スンボム(『拳がうなる』)、イ・ビョンホン(『甘い人生』)、チョ・スンウ(『マラソン』)、ファン・ジョンミン(『ユア・マイ・サンシャイン』)
▲女優主演賞:カン・ヘジョン(『恋愛の目的』)、キム・ジョンウン(『親知らず』)、ソン・イェジン(『四月の雪』)、イ・ヨンエ(『親切なクムジャさん』)、チョン・ドヨン(『ユア・マイ・サンシャイン』)
▲男優助演賞:コン・ヒョンジン(『家門の危機』)、パク・ヨンウ(『血の涙』)、アン・ソンギ(『刑事』)、ファン・ジョンミン(『甘い人生』)
▲女優助演賞:カン・ヘジョン(『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』)、キム・スミ(『マパ島』)、ナ・ムニ(『ユア・マイ・サンシャイン』)、ソ・ヨンヒ(『人生で最も美しい1週間』)
▲新人男優賞:パク・コニョン(『ダンサーの純情』)、ユン・ゲサン(『バレエ教習所』)、イ・テソン(『親知らず』)、チョン・ジョンミョン(『台風太陽』)、タク・チェフン(『家門の危機』)
▲新人女優賞:キム・オクビン(『女子高怪談4:ボイス』)、キム・ジス(『チャーミング・ガール』)、チョ・イジン(『台風太陽』)、ハン・ジヘ(『B型の彼氏』)
▲新人監督賞:パク・クァンヒョン(『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』)、イ・ユンギ(『チャーミング・ガール』)、チョン・ユンチョル(『マラソン』)、チュ・チャンミン(『マパ島』)、ハン・ジェリム(『恋愛の目的』)
▲撮影賞:キム・ウヒョン(『ユゴ 大統領有故』)、キム・ジヨン(『甘い人生』)、チョン・ジョンフン(『親切なクムジャさん』)、チェ・ヨンファン(『血の涙』)、ファン・ギソク(『刑事』)
▲音楽賞:カン・ギヨン&チャン・ヨンギュ(『甘い人生』)、キム・ジュンソン(『マラソン』)、パン・ジュンソク(『ユア・マイ・サンシャイン』)、チョ・ヨンウク(『親切なクムジャさん』)、久石譲(『ウェルカム・トゥ・ドンマクコル』)
▲美術賞:リュ・ソンヒ(『甘い人生』)、ミン・オノク(『血の涙』)、チョ・ファソン(『親切なクムジャさん』)、イ・ヒョンジュ&チョ・グニョン(『刑事』)、イ・ジュンスン(『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』)
▲技術賞:キム・サンボム&キム・ジェボム(『親切なクムジャさん』)、ムン・インデ(『人生で最も美しい1週間』)、シン・ジェホ(『血の涙』)、チャン・ソンホ(『刑事』)、チョ・イソク(『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』)
▲脚本賞:コ・ユニ&ハン・ジェリム(『恋愛の目的』)、パク・ジンピョ(『ユア・マイ・サンシャイン』)、ユ・ソンヒョプ(『人生で最も美しい1週間』)、チャン・ジン&パク・クァンヒョン&キム・ジュン(『ウェルカム・トゥ・ドンマクコル』)、チョン・ユンチョル&ユン・ジノ&ソン・イェジン(『マラソン』)
▲照明賞:コ・ナクソン(『ユゴ 大統領有故』)、キム・ソングァン(『血の涙』)、シン・ギョンマン(『刑事』)、シン・サンリョル(『甘い人生』)、パク・ヒョノン(『親切なクムジャさん』)

Copyrightsⓒsports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp

Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0