<b>「公演前の災害対策 消防当局 申告規定も違反」-警察捜査-</b>

警察の調べによると、ユニックスコミュニケーションから警備・警護の依頼を受けたK警護業社は事項当日の3日、5,000余名が押し寄せた尚州(サンジュ)市民運動場の第3出入口の中側に4名、外側に4名の職員を配置した。

現場には警察15名と主催側が雇ったアルバイトなどイベント進行委員100余名がいたが、ほとんどが運動場の中のステージ側に集中されていたものと把握された。

警察はまた、イベントを準備した実務者などを対象に調べた結果、公演法上義務規定である事故発生時の待避計画などの災害対策を、消防当局に事前に申告しなかったという陳述を確保、確認中だと明かした。

警察は当初、事故が起きた出入口を開放した運動場管理事務所職員チェ某氏(49)の身柄を確保し、イベント進行において予定の時間よりも早く開放したかどうかの可否を調査した。しかし、イベント1時間半前のこの日午後5時半頃に出入口を開ける予定だったが、リハーサルが終わらず、開放時間を10分余り遅くなったというだけで、自己判断的な決定はなかったものと把握した。

警察は安全管理上において過失があったのか、安全管理の責任は誰にあるのか、安全対策の可否、出入口部分の開放経緯、VIP事前入場に続いた市民の抗議騒動の可否、事後対応未備などを集中捜査したあと、業務上過失致死または、過失致傷の疑いで関係者たちを刑事処罰する計画。

警察はまた、イベントと関連した契約書を一部確保し、低価契約及び拙速行事の推進可否、事前安全対策未備などについても捜査する方針である。

Copyrightsⓒyonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp

Copyrights(C)yonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0