「マーフィーの法則ですよ!」

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11日午後2時ソウル鍾路区(チョンロク)ソウル劇場で開かれた映画『天軍』(監督:ミン・ジュンギ/制作:サイダス)記者試写会場で映画俳優パク・チュンフンがむなしい笑みを浮かべた。

パク・チュンフンは自分の鼻横のラインを指で指して「去年30針を縫った傷口が今は傷跡さえ微かで悔しいくらい」と幸いだと言いながらも「しかし、“マーフィーの法則”によるものか、負傷したそのシーンがそっくりそのままカットされた」と語った。

彼は昨年12月、釜山(プサン)で一騎打ちのシーンを撮影している途中、相手が打ち下ろしたひしゃくが顔に当たり、30針を縫うケガを負ったことがある。

続けて彼は「高麗人参密売と関連し、真冬に氷を割って泳ぐシーンもあったが、李舜臣(イ・スンシン)貶下疑惑を誘発する可能性があるからか、それも削られた」「2時間の映画で僕の唯一のアクションは弓4本うっただけ」と笑みを見せた。

パク・チュンフンは北朝鮮軍の将校として登場するキム・スンウとの厚い友情が、むしろ芝居の邪魔になったと冗談めかして言った。

彼は「髪を振り乱した自分(李舜臣)と、北朝鮮の将校服を身につけたこぎれいなキム・スンウとの初対面シーンを撮る時、笑いがこみ上げてくるため2~3日間撮影ができないほどだった」と、俳優同士の強いチームワークを誇った。

映画『天軍』は、現代の南北韓軍がある強い力によって朝鮮時代に落ちて、青年時代の彷徨する過去の李舜臣に会って、彼を英雄として自立させようとする過程を通じて、辛い分断の現実を顧みさせるストーリー。

「李舜臣将軍の最初の武科試験不合格の後から、2回目の武科試験合格までの約4年間の空前絶後の記録と、朝鮮王朝実録での“神兵”話に着眼して映画を作った」というミン・ジュンギ監督は「肌の匂いが漂う李舜臣将軍の人間味を描きたかった」と語る。

来たる14日、彷徨する青年時代の李舜臣に会える。

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