国民的俳優パク・チュンフンが、MBC<我が人生の林檎の木>で、彼のこれまでの人生を率直に語った。

85年に映画『カンボ』でデビューし、96年『アメリカン・ドラゴン』という映画で、アジア人俳優としてはジャッキー・チェン、ジェット・リーに続き、ハリウッド進出に成功した3人目となったパク・チュンフン。今月7月、映画『天軍』で、ふたたび大衆の前に現れた彼には、消したい過去がある。
それは94年、マリファナ服用の疑いで拘束された事件。

ベテラン俳優として全盛期を謳歌していた時、その事件で自分の人生も永遠に終わるかと思ったという。
パク・チュンフンは「その当時、家に仮差押が入り、手中には30万ウォン(約3万円)しかありませんでした。ショックを受けた父は入院していたし、この世のすべてが僕に背を向けたようでした」と語った。

「でも、いつでも僕を立ち上がらせたのは、厳しい父でした。父は、“正々堂々”という家訓を述べながら、“お前は1人じゃない”と背を押してくれました」「去る99年に亡くなった父が、今の自分を作った“人生の林檎の木”です」と明らかにした。

パク・チュンフンは昨年、一部のメディアとのインタビューでも、「マリファナ事件の騒ぎで、公人としての姿勢を学びました」「マリファナ自体が有害か無害かについては論じたくありません。僕はこの社会で恩恵を受けている人間として、悪法も守らねばならない立場です。価値ある人生勉強をしました」とコメントしている。

映画俳優としての成功が人生の成功で、映画俳優としての困難が人生の困難でもあったという、真の映画俳優パク・チュンフンの‘林檎の木’は、7月6日夜7時20分に放送される。

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