「今まで李舜臣(イ・スンシン)を見ながら感動と戦慄を感じたことは多いが涙を流したのは今度が初めてです。光海君(クァンヘグン)が南海(ヘナム)に来て李舜臣と共に粗末な食事をして真暗な夜にトンジェヨン亭に入って交わす会話があまりにも感動的で、涙が出てしまいました。本当に、止めどもなく溢れました」

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KBS 大河ドラマ『不滅の李舜臣(イ・スンシン)』が李舜臣の苦悩を深度深く描き出して視聴者たちの涙腺を刺激している。
李舜臣艦隊の“不敗神話”を見せてくれる壮快な戦闘シーンも感動的だが、歴史と時代、そして、民を前に悩む一人の大将の姿に切ない憐憫を感じるという。

中でも去る週末、82話で見せてくれた李舜臣と光海君の対話、乱中日記を書きながら、光海を心配する李舜臣の独白が一番感動的だったという評価。
「皇太子様の年齢は20歳。私の息子が18歳ですから、息子と変わらない年齢です。この国、朝鮮を乗せるには、まだその肩はあまりにも小さくいたわしい。この先、あなたはこの国万民の父上になる方であるが、今はただ老いた父を困らせる、朝鮮の息子の一人でしかありません」(『不滅…』82話分シナリオ中)
視聴者キム・ジンスク、ヤン・ジェヒョクさんなど多くの視聴者たちはドラマ公式掲示板に「まだ幼い光海を、父の目でいたわしく眺める老長(老将)の濡れた目が忘れられない」と感想を載せた。

去る週末放映された82・83話は明の海軍大将ユジョンが、明皇帝の命令を破り、倭船を撃破した李舜臣を罷免しなさいと朝鮮朝廷に要求することではみでた葛藤を扱った。

宣祖(センジョ)の命を受けた光海は、ユジョンに会った後、閑山島(ハンサンド)へ李舜臣を尋ねて来て、戦乱を勝ち抜けるために東奔西走する李舜臣の姿を見た光海は涙を流すようになる。

李舜臣も自分を罷免しに来たまだ幼い光海を見ていたわしい心に目頭を濡らす。

一方、『不滅の李舜臣(イ・スンシン)』は李舜臣と光海で、去る週末全国視聴率 24.8%(以下 TNS メディアコリア集計)を記録。

地上波放送3社の週末ドラマが全て10%台の低調な視聴率を見せたのに比べ、『不滅の李舜臣(イ・スンシン)』の視聴率は驚異的。ライバルである MBC『第5共和国』は、15.6%の視聴率を記録するに止まった。

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