“面白い男”キム・スロが、役者人生で初めて大泣きした事情を公開した。

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去る25日午後2時、ソウル劇場で開かれた映画『肝っ玉家族』(監督:チョ・ミョンナム、制作:頭師父(トゥサブ)フィルム)のプレス試写会場に姿を現した主演俳優のキム・スロは、映画でリアルな“涙”を演じた感想を語った。

映画『肝っ玉家族』は、南北統一が実現したら遺産50億ウォン(約5億円)を相続させると断言した父親(シン・グ)のため、統一自作劇を演じる困った家族の物語。

劇中、“統一は止められない”というウソのショーの指揮を担当したAV監督の次男ミョンギュに扮したキム・スロは、映画のラストで病気の父に代わって北朝鮮にある金剛山(クムガンサン)を訪れ、北においてきた姉に出会うシーンでボロボロ涙をこぼす。

キム・スロは、「このシーンを撮影した時、あんまり泣いたので、その日の夜に倒れて、2日くらい死の淵をさまよってました」「感情をコントロールできないほど涙が流れて、NG出しっぱなしでした」と当時を振り返った。

続けて「映画を撮影し終わった後、失郷民でもないのに、彼らの気持ちや立場を理解する事ができました」と語ったキム・スロは、「金剛山での5泊6日は忘れられない、僕の人生最高の瞬間です」と強調し、込み上げる感情に再び目を潤ませたりした。

また、コメディ専門となってしまうのではないか、という質問に、「今まで僕のところに来たシナリオの中で、最もよかったのがコメディでした」と正直に認め、「でも、『肝っ玉家族』はこれまでのコメディとは違います。急なイメージ変身ではなく、少しずつ変わっていきたいです」という言葉で強い気持ちを表した。

愉快痛快なキム・スロが、「笑いと涙の二兎とも捕らえる」と野心を持って語った映画『肝っ玉家族』は、来月9日公開される。

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