「濡れた?僕は今立ったんだ!」
教師ユリム(パク・ヘイル)と教育実習生のホン(カン・ヘジョン)の、ストレートな恋物語を描いた映画『恋愛の目的』(監督:ハン・ジェリム/制作:サイダスピクチャーズ)は、ハジケたセリフで、シナリオ段階から話題になった。

パク・ヘイル の最新ニュースまとめ

若い男女が愛し合いながら経験する喜怒哀楽すべてを盛り込むといった設定上、原始的で正直で、性的なイマジネーションが豊富な会話に溢れ、一度聞いたら絶対忘れられないシーンが多い。

16日夕方、鹽倉洞(ヨムチャンドン)の派出所で行われた映画『恋愛の目的』撮影現場で会った、純粋青年パク・ヘイルも、このような見方に賛成している。

特に、図々しい“ナンパ師”というキャラクターの特性上、パク・ヘイルは女を口説くための膨大なセリフをこなさねばならないのだが、そのほとんどが荒く性的な表現である。

最も印象的なセリフは?という質問に、パク・ヘイルは、相手役のカン・へリョンに「濡れた?」と唐突に聞く、下心むき出しの突飛な劇中告白シーンを挙げた。

ロマンチックな楓の木の下で、思い切り秋の情緒に耽っているホンに、この唐突な質問は、困惑そのもの。しかし何を考えているか全くわからない女・ホンは、眉一つ動かさず「ヤクでもやったの?」と反問し、ふいっと踵を返してしまう。

このように、分別のない人物を演じる当事者のパク・ヘイルは「撮影中ずっと、びっくりするセリフでいっぱいでした」「でも、映画の特性をうまく活かしている部分であり、シナリオを書いた監督と、充分相談して感情を活かしました」と説明した。

これに対し、隣にいたカン・ヘジョンも、「愛についての映画なので、求愛するパク・ヘイルのセリフが気に入ってます」「愛というのは愛することで、好きというのは会いたくて、一緒にいたいということです」というユリムのセリフを引用した。

現在90%ほど撮影を終えた映画『恋愛の目的』は、来たる20日のクランクアップを目指して拍車をかけている。初夏の来たる6月、清涼剤のような爽やかさで観客の前に現れる予定。

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