台湾の各放送社が、バラエティー番組でハリスに低質な質問をしたのに続き、韓国の“芸能人Xファイル”を悪意的に報道したことを、自国メディアが指摘した。

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台湾のある新聞は先頃、「女性パネリストたちが、ハリスさんに立て続けに悪趣味な質問をした理由は、彼女たちのほとんどが新人で、放送で一度目立とうとしたためだった」と報道。

台湾の放送社CTVは、昨年12月30日、韓国のハリスを招待し、自国の女性たちと問答式で進められるバラエティー番組<ペイガス>で女性パネラーたちが「じゃあ、要らなくなった“アレ”はどうしたんですか?」「持ち帰ってダシに使ったんでしょ」などという人格を冒涜する発言をし、物議をかもした。

この番組は、韓国語の通訳を用意できず、着物を着た日本語通訳のアイシャを出演させ、ハリスに日本語を話させるなどといったとんでもない状況を呈した。

また台湾のある新聞は「自国のあるテレビ放送のバラエティー番組(チャンネル42)の司会者が多量の芸能人Xファイルのコピー本を床に積み上げ、(韓国人芸能人たちの顔写真が入った)書類を踏みにじるといったシーンを放送した」と明らかにし、「韓国人芸能Xファイル事件について、悪意的な報道をし、韓国国民の怒りを買った」と報じた。

しかし台湾のメディアは台湾の文化は基本的に韓国とは違うので、台湾テレビのバラエティー番組を韓国文化のものさしだけで理解しようとはしないでほしいと但し書きをつけている。このため、台湾内で起こっている“反韓流”についても両国間の見方の違いが大きい。

韓国と台湾は共に日本文化の影響を大きく受けてきたが、韓国は公式的に日本文化を排他してきた反面、台湾は日本文化をスムーズに受け入れたので、台湾のほうがより開放的だというのが台湾人たちの共通した認識である。

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