アメリカの有力日刊紙ニューヨークタイムズが、キム・ジウン監督の映画『箪笥』を高く評価した。

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ニューヨークタイムズは17日、“悪魔的な継母の初啓示、恐れたもう”というタイトルの映画レビュー記事で「『箪笥(英題:A Tale of Two Sisters/原題:薔花、紅蓮)』は、近年目覚しく築造されてきてい、新ジャンルのアジアホラー映画で、韓国映画が見せた初めての作品」「この、暗くてスローで加虐的で、緊張に満ちたスリラーは、形而上学的な恐怖で観客を圧倒する」と絶賛している。

続けて「韓国で既に5回も映画化された、韓国の民族説話をベースとしたこの映画は、スミ(イム・スジョン扮)とスヨン(ムン・グニョン扮)の2人の姉妹が、(療養後)家に帰ってきた場面から始まる」「継母のウンジュ(ヨム・ジョンア)が病的にヒステリックな歓迎をする最初の場面から、この家に尋常ならぬことが起こっていることを示している」といい、『箪笥』の全体ストーリーを詳しく紹介している。

長いストーリー紹介に続き、ニューヨークタイムズは「キム・ジウン監督は長髪で顔面蒼白の幽霊から見られるように、『リング』や『呪怨』など、最近の日本ホラー映画からたくさんのものを借りてきているが、(ヘンリー・ジェームズの恐怖小説)『The Turn of the Screw(邦題:ねじの回転)』に基盤した独創的な映像言語を具現した」と評価した。

アメリカのメディアから相次いで好評を得ている『箪笥』は17日、ニューヨークとL.A、サンフランシスコ、サンディアゴなどで公開された。

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