人気歌手ピが、栄誉の受賞直後、既にこの世を去った自分の母親にその栄光を捧げ、視聴者の胸を打った。

ピは28日SBS<生放送人気歌謡>で、3週連続1位の栄光を勝ち取った直後、「天国にいる母にこの栄誉を捧げます」と言い、この日の受賞を一層意味深いものにした。

ピはこの日、舞台で涙こそ見せなかったが、目を赤くした様子で、舞台を降りてからも走馬灯のように過ぎ去った日々が頭をかすめ、長い時間言葉が出なかったという。

ピの母親は去る12月、ピとその弟を残し、惜しくもこの世を去った。

当時ピはまだ歌手としてデビューできないまま、猛練習ばかりしていた頃で、ピの母親はピがこんな大物に成長し、活動して行く姿を見ることはできなかった。

こうしたことから2002年『悪い男』で電撃デビューした際、ピは当時から恋しい母への思いを強く表しており、先頃の2ndアルバムでまたもや大ヒットを記録、韓国音楽界の頂点に上り詰め、ふたたび舞台で母親のことにふれ、母を思い偲んだ。

ピの側近は、ピのデビュー直前の様子について、「お母さんが亡くなられた後、一日中練習ばかりしてた“練習の鬼”で、このため1ヶ月に2~3回は鼻血を出して周りから“休み休みやれ”といわれていました」と当時を振り返っている。

一方ピは、3週連続1位を獲得した『Its Raining』を後に、11月最後の週からは後続曲『I do』で活動を続ける予定だ。

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