キム・ギドク監督の映画『春夏秋冬そして春』の全世界興行収入が、700万ドル(7億7千万円)を超えた。

各国の映画配給社から資料を受け取り、興行順位を集計する米系会社<ボックスオフィスMOJO>によれば、『春夏秋冬そして春』は、去る4日までに少なくとも712万9635ドルの入場料収入を得たものと集計された。今年2月、北米地域で公開され、10月10日まで総額238万788ドルの興行収入を上げ、同日まで韓国を含むその他の地域では457万9003ドルの入場料収入を記録している。

ここに、アルゼンチンで10月の2週目に封切られ、最初の週でボックスオフィス6位にデビュー、11月4日まで公開4週間で記録した16万9844ドルの入場料収入を足すと、全世界で上げた興行収入は700万ドルを軽く超える。

このような成績は、全世界で今年公開された映画の中でも149位の成績で、純制作費1億、韓国内観覧客10万人前後だったことを考慮すると、大した成果である。特に、この映画は米国で上映された韓国映画の中でも歴代最高の興行成績であるだけでなく、ヨーロッパ、南米地域においても好評と良い興行成績を引き出している。ヨーロッパ地域では特にドイツ、イタリアで客席と評壇の熱狂的な支持を得、南米では最近公開されたアルゼンチンで全体ボックスオフィス6位という、驚きの成果を出した。

『春夏秋冬そして春』は、湖に浮かんだ庵の四季を背景に、ある男の一生を描いた作品で、東洋的な映像と哲学、象徴的で圧縮された映画言語が際立つ作品である。

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