韓国与党議員「尹大統領の不支持がかなり高い」…「総選挙で勝つためには、支持率45%が合理的」

韓国与党“国民の力”のアン・チョルス（安哲秀）議員は25日「大統領室が公選に介入するのは、法に違反している」とし「実際、パク・クネ（朴槿恵）元大統領はそのせいで実刑を受けた」と語った。

アン議員はこの日、韓国のラジオ番組で、“公選に大統領室の意向が反映されるのではないかという懸念がある”という指摘に対し、先のように答えた。

アン議員は「より重要なのは国民の情緒だ」とし「本当に（来年の）総選挙で勝とうとするなら、結局は改革公選、本当に専門性があり道徳性があり斬新な人材を発掘して公選してこそ（総選挙に）勝つことができる」とし「それこそが大統領室と政府が生きる道であり、政府が生き政府が成功してこそ、国民が幸福になるのではないかと考える」と主張した。

アン議員は、最近SNSに「ユン・ソギョル（尹錫悦）政府がこのまま行けば、総選挙で勝利できない」という内容をつづったことについて「国民たちの不支持が高いことへの懸念だ」とし「世論調査は国民たちの総合点数ではないか。不支持は今かなり高いほうで、支持は少し上昇したといってもまだ40%にも及んでいない」と指摘した。

アン議員は「支持率45%が、総選挙勝利のための合理的な数値だ」と提案した。

アン議員は “中小企業の77%は、尹政府の政策に満足している”という世論調査について「わが国には、中小企業だけがいるのではない。全ての分野にわたる多様な支持率の上昇が必要だ」と強調した。