中国・四川省、男子中学生が棒で殴られ死亡…容疑者の身柄確保 「生徒間のトラブル」か＝中国報道

中国・四川省広安（こうあん）市で24日、中学生が棒状のもので殴られ死亡した。

警察の発表によると、広安市武勝（ぶしょう）県で24日午後6時50分ごろ（現地時間）、「路上に男の子が倒れている」との通報が入った。倒れていたのは中学1年生の男子生徒（13）で、病院に搬送されたが死亡が確認された。男の子は現場近くの「武勝中学校」の生徒と見られている。

武勝中学校の近くにある商店街のある店主は、現地メディア「澎湃新聞」の取材に対し、自身の家族が目撃したとし、「24日の午後6時過ぎに、男の子（死亡した男子生徒）が、手に棒を持った12、3歳くらいの少年2人に追いかけられているのを見た」と話した。「男の子が棒で殴られ倒れた後に誰かが救急車を呼んだが、男の子は助からなかった」と伝えた。

警察は「男子生徒を殴ったとされる人物の身柄を拘束している」と発表したが、容疑者の年齢や性別などの詳しい情報は明かしていない。