共に民主党の李代表(資料写真)=(聯合ニュース)
共に民主党の李代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」は26日にソウル中心部の光化門広場で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出と福島県産水産物の輸入に反対する署名活動の発隊式を開く。この行事は党事務処が主管し、李在明(イ・ジェミョン)代表ら執行部が出席する予定だ。

 福島第1原発汚染水の海洋放出を巡っては、汚染水の処理プロセスを点検する韓国政府の視察団が21日に訪日し、福島原発を視察するなど25日まで活動した。共に民主党は視察団の活動意義に疑問を呈したのに続き、署名活動を通じて政府の対日外交に批判的な世論を形成する狙いとみられる。

 同党は、視察団の受け入れを機に日本が韓国に福島県産水産物の輸入再開を迫ろうとしているとして強く非難し、視察団に対する聴聞会の開催など国会としての対応も進め、政府に圧力をかけ続ける方針だ。


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