これにより、LG電子は2009年に新たな国際会計基準(IFRS)が導入されて以来初めてサムスン電子の営業利益を上回った。同日午前に発表されたサムスン電子の1~3月期の営業利益は、主力の半導体メモリーの市況悪化が響き、前年同期比95.8%急減した6000億ウォンにとどまった。
LG電子の今回の営業利益は、金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した市場予想(1兆2405億ウォン)を20.7%上回った。
昨年1~3月期の営業利益(1兆9429億ウォン)に一時的な特許収益(約8000億ウォン)が含まれている点を踏まえると、事業収益性は10~20%強化されたと予想される。
LG電子は、世界的な景気の不確実性により需要が鈍化する中でも、主要原材料と物流で経費削減規模が予想を上回るなど、事業構造改善への努力が実を結んだと説明した。プレミアム製品を中心とする成長戦略も奏功した。
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