陳重権、光云大学特任教授(画像提供:wowkorea)
陳重権、光云大学特任教授(画像提供:wowkorea)
チン・ジュングォン(陳重権)クァンウン(光云)大学特任教授は、3・8国民の力(与党)全党大会でキム・ギヒョン党代表が選出されたことについて「(自身の)能力ではなく、(ユン・ソギョル(尹錫悦))大統領が授けた」と主張した。

シン・ピョン(申平)弁護士はこれに対し「陳教授はキム代表を過小評価している」と反論した。

陳教授は14日、CBSラジオの番組‘パク・ジェホンの1本勝負’で「大統領室が動き、最下位(キム・ギヒョン候補)が1位に化けた。これが公正で常識なのか。(党内選挙の)ルールを変え、ユ・スンミン(劉承旼)とナ・ギョンウォン(羅卿瑗)(両元議員)を除去し、アン・チョルス(安哲秀議員)をけん制した」と述べた。

続いて「大統領室と行政官は選挙運動までした。明らかに現行法違反だ」と批判した。

陳教授は「これは大統領が持っている権力の力であって、一個人としての憲法的権利、そこから出たものではない」とも述べた。

パネラーとして出演した申弁護士はこれに対し「陳教授はキム・ギヒョン代表を少し過小評価しているのではないかと思う。その方(キム・ギヒョン)が最初は低い評価を受けたのは事実だが、『キムチャン(キム・ギヒョン、チャン・ジェウォン(張濟元))連帯』を成し遂げ、何らかの跳躍の足場を築いたのは事実だ。キムチャン連帯を成功させたというのも能力ではないか」と述べた。

続いて「憲法的観点で、大統領であっても憲法第37条2項によって制限されない範囲で基本権を持つ。大統領がただ(全党大会)投票だけできる、そんな権利だけがあるのではなく、大統領も一個人としていくらでも政治的見解を明らかにすることができる」と述べた。

陳教授はこれに対し「能力ではなく、大統領が授けてくれた。それがなぜ本人の能力なのか。すべての人が『私は親尹だ』と言った。羅卿瑗元議員も『親尹』、安哲秀議員も『大統領と連帯する』と言った」と反論した。

また「安議員も大統領と連帯すると言ったのに、連帯という発言自体も神聖冒涜(ぼうとく)だと言って。大統領と連帯する。こういう言葉も言わせない選挙は北朝鮮の選挙であって、大韓民国の選挙なのか」と述べた。

さらに「私は反憲法的だと思う。事実上、選挙ではないのではないか。大統領が『私はキム・ギヒョン候補を支持する』と事実上、任命すればよいことを、選挙という制度をなぜ設けるのか」とも述べた。

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