ナ元議員はこの日の午前11時、ソウルの与党党舎で記者会見を開く予定である。
この場では、これまで党代表選への挑戦を検討してきたナ元議員が、最終的な出馬に関する立場を整理して発表するものとみられる。
ナ元議員は低出産高齢化委員会副委員長職を解任された後、大統領室・親“ユン・ソギョル(尹錫悦)”系議員たちとの摩擦が生じる中でも出馬問題について明確な立場を表明せず、長い検討が続いていた。
ナ元議員側が具体的な会見内容について口を閉ざしている中、党の内外では「出馬する」可能性に重きを置いている雰囲気である。ナ元議員は最近まで、側近たちと出馬を前提にかなり具体的な話合いを重ねてきたとされている。
ただ「土壇場まで “不出馬”の可能性は排除できない」という見方もある。「親“尹”を自認してきたナ元議員としては、尹大統領の “同意”がないかぎり最後まで悩みを重ねるしかない」ということである。
ナ元議員は前日、側近たちと対面した場でも「出馬と不出馬の両方の意見を聞きながら、最後まで熟考する」という旨を明らかにしていることが伝えられている。
最近の世論調査によると、与党代表選の対決予想でナ元議員は3位圏に入っている状況である。
また、今回の党代表選で「決選投票制」が導入されたことを踏まえると、出馬をしてもしなくても「ナ元議員が “重要な変数”になる」という見方が出ている。
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