「新堂駅ストーカー殺人事件」チョン・ジュファン被告に死刑求刑(画像提供:wowkorea)
「新堂駅ストーカー殺人事件」チョン・ジュファン被告に死刑求刑(画像提供:wowkorea)
ソウル・シンダン(新堂)駅ストーキング殺人事件のチョン・ジュファン被告に死刑が言い渡された。

 韓国検察は10日、ソウル中央地裁検事合意25-1部審理で開かれたチョン被告の特定犯罪加重処罰法上報復殺人事件の結審公判で、「被告人を法廷最高刑である死刑に処する」とした。30年間の位置追跡電池装置の付着命令も下した。

 チョン被告は2022年9月、ソウル地下鉄2号線の新堂駅の女子トイレで駅舎内部の巡察をしていたAさん(当時28)をあらかじめ準備していた凶器で殺害した。犯行当時、チョン被告はAさんの居住地をうろつき、勤務地に押しかけ1時間10分ほど待っていたことがわかった。

 チョン被告はソウル交通公社の入社同期として知り合ったAさんから性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影・撮影物などの利用脅迫)とストーキング犯罪の処罰などに関する法律違反などの容疑で告訴され、裁判を受けていた。非拘束裁判を受けていたチョン被告は懲役9年を求刑され、宣告前日にこうした犯行を行ったとみられる。

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