韓国では「ことしと来年における経常収支の黒字規模は200億ドル台になるだろう」と展望された(画像提供:wowkorea)
韓国では「ことしと来年における経常収支の黒字規模は200億ドル台になるだろう」と展望された(画像提供:wowkorea)
韓国では「ことしと来年における経常収支の黒字規模は200億ドル台になるだろう」と展望された。昨年は883億ドルの黒字を記録したことから、大きく沈み込んだ金額である。輸出不振にサービス収支の悪化まで重なったことで、ことし下半期と来年上半期はなんとか黒字を出す水準まで落ち込むものと予想された。

韓国銀行が24日に発表した修正経済展望によると、ことしの経常収支は黒字規模が大きく縮小するものと展望された。韓国銀行は、経常収支の黒字予想値を去る8月の「ことし370億ドル・来年340億ドル」から、それぞれ120億ドル・80億ドルほど減らす下方修正をした。

特に、ことしの下半期は2億ドルの黒字にとどまり、年全体で250億ドルの黒字を展望した。また、来年も上半期までは輸出が力を出せないものと予想されることから、上半期20億ドル・下半期260億ドルの計280億ドルの黒字を出すものと展望した。

一方、GDP対比の経常収支の黒字比率は、ことしと来年それぞれ「1%台中盤」になるものと展望された。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96