ナ・ギョンウォン気候環境大使、来る7~8日に大統領特使としてCOP27出席(画像提供:wowkorea)
ナ・ギョンウォン気候環境大使、来る7~8日に大統領特使としてCOP27出席(画像提供:wowkorea)
韓国のナ・ギョンウォン気候環境大使は来る7~8日、エジプトで開催される国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)首脳会議に大統領特使として出席する。

 今回の首脳会議にはフランス、ドイツ、アラブ首長国連邦など約100か国の首脳級関係者が出席する予定だ。世界的なエネルギー需給危機やインフレーション、食糧危機状況でも地球温度1.5℃以内の上昇抑制のための気候行動「履行」努力を継続しようという国際社会の政治的意志を結集する場になるものと見られる。

 ナ・ギョンウォン特使はCOP27首脳会議に出席し、山林や海運など部門別の新規気候対応協力体への参加意思を明らかにし、韓国政府が2050年の炭素中立目標と2030年の国家温室効果ガス削減目標(NDC)をより科学的かつ現実的な手段を活用して、忠実に履行していくという確固たる意志を表明する予定だ。

 また、ナ特使は、炭素中立は皆の力量が結集してこそ実現できるものであるだけに、5月のダボス会議で明らかにしたように、韓国が先進国と開発途上国の架け橋の役割を通じてグローバル気候危機対応により建設的に寄与していこうとし、このような意味でグリーンODA拡大を通じて、開発途上国脱炭素努力を積極的に支援する計画であることを強調する計画だ。

 さらに、ナ特使は米国や英国、オランダ、ノルウェーなど気候変動対応対先導国との連帯を強化し、スリランカ、モンゴルなど韓国と気候変動協力の潜在力が大きい途上国と温室効果ガス削減可能分野も模索する予定だ。

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