国会で開かれた国会企画財政委員会による国政監査に出席した韓国銀行の李総裁(国会写真記者団)=7日、ソウル(聯合ニュース)
国会で開かれた国会企画財政委員会による国政監査に出席した韓国銀行の李総裁(国会写真記者団)=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は7日、韓国の経常収支の見通しについて、「以前よりは少ないだろうが、来年も黒字基調を維持するものと展望している」と述べた。国会企画財政委員会による国政監査で答弁した。 韓国銀行が同日発表した国際収支(速報値)によると、8月の経常収支は30億5000万ドル(約4423億8000万円)の赤字だった。経常収支が赤字を記録したのは4月以来、4カ月ぶり。 消費者物価指数の見通しについては、「来年初めには5%以上が続き、われわれが実施している金利政策が続けば来年末には3%程度の水準に下がるとみている」と説明した。 また、韓国銀行の通貨政策の最優先目標は物価の安定であることを明確にした。
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