韓国電力の本社(画像提供:wowkorea)
韓国電力の本社(画像提供:wowkorea)
韓国電力が主契約者として参加している「UAE(アラブ首長国連邦)のバカラ原子力発電所3号機」が本格的に稼働準備を終え、来年上半期から通常運転を始める。このことが、韓国のさらなる原発輸出に肯定的な影響を与えるものと期待されている。

韓国電力は「22日(現地時間)、バカラ原発3号機が最初の臨界に到達した」と23日発表した。臨界とは、原子炉内で核分裂反応が一定に維持される状態で、最初に原子炉の安定的な稼働が始まることを意味する。

韓国電力とUAE原発の発注社“UAE原子力公社(ENEC)”の合弁会社はことし6月、3号機運営許可取得および燃料装填を完了した後、原子炉稼働のための試運転を終え、今回最初の臨界に到達した。

韓国電力は「3号機が通常運転に突入すれば、UAEの電力網に1400メガワットの清浄電力をさらに供給する計画だ」とし「今後、4号機の運営までプロジェクトを成功裏に終えるだろう」と語った。

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