潘基文元総長は21日(現地時間)、フランスの日刊紙「ル・モンド」に寄稿した文で、先月にウクライナのブチャとイルピンで「ロシア軍が行った残酷行為の直接的な証拠を目撃した」とこのように言及した。
実際に潘基文元総長は先月、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領が設立した国際元老グループ「ザ・エルダーズ」の一員としてウクライナを訪問した。潘基文元総長は「最近の数年間で世界が直面した一部の挑戦に各国が効果的に協力できなかった」とし「これは各国の指導者が大衆の人気に迎える民族主義に屈服したか、これを悪用したためだ」と指摘した。
続けて、「根本的な問題は、多くの大国が国際法の適用に露骨に二重基準を示していること」と付け加えた。潘基文元総長は「グローバルスタンダードが西側の利益のために選択的に活用されているという認識を解消する必要がある」と述べた。
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