尹大統領はこの日の午後、駐国連韓国代表部のパン・ギムン(潘基文)ホールでショルツ首相と会談し「ドイツは民主主義・人権・法治のような普遍的価値を共有する、わが韓国の核心友邦国だ」と語った。
また「韓国とドイツは “分断状況における経済発展”という共通の経験を共有する国として、互いに同じ立場で友好協力関係を発展させてきた」とし「また交易と投資の面でも、韓国とドイツの両国はEU内で最も模範的な成果を成し遂げてきた」と語った。
特に「きょうの会談を皮切りに、今後このような両国関係を一層発展させていくため、首相と緊密に協力していきたい」と伝えた。
これにショルツ首相は「われわれは共に、就任からそれほど時間が経っていない状態でお会いでき、よりうれしい」とし「当選をお祝いする」と答えた。つづけて「国連総会を通じて会い、長い時間対話することは難しいが、今回の会談をきっかけに韓国でだけでなくドイツにも大統領を招待し、われわれがより多くの会談を行なうことができればと思う」と語った。
両首脳は、両国が自由・人権・法治のような普遍的価値を共有する核心友邦国として、多様な分野で長い友好関係を発展させてきたことを評価した。特に来年は「韓-独交流開始140周年」を迎えることから、首脳級を含めた各級での多様な交流を通じて両国関係が一層深化・発展できるよう努力していくことで意見が一致した。
さらに両首脳は、最近のグローバル供給網の混乱のような経済安保問題においても、両国間の協力の潜在力が大きいことを確認し、関連分野での疎通と協力を一層強化していくことにした。
両首脳はその他にも、インド・太平洋戦略やウクライナ事態による国際情勢の変化、朝鮮半島の平和定着のための両国間の協力について話し合った。
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