インドの「シリコンバレー」バンガロールにソウル市創業ハブが10月オープン=韓国(画像提供:wowkorea)
インドの「シリコンバレー」バンガロールにソウル市創業ハブが10月オープン=韓国(画像提供:wowkorea)
14億人口の巨大な内需市場、68のユニコーンが誕生したインド南部地域のバンガロールで、韓国ソウル市のグローバル創業支援コントロールタワーが10月から稼動を開始すると市は21日、明らかにした。バンガロールはインド有数のスタートアップとアクセラレーターが本拠地で、インドのシリコンバレーと呼ばれる。

 ベトナムのホーチミンに続きソウル市がスタートアップ支援のために海外に造成した第2号グローバル成長拠点である「ソウル創業ハブバンガロール」はインドに進出するスタートアップに新技術の商用化適合性検証(PoC)、投資誘致支援などスタートアップの現地進出を支援する役割をする。

 ソウル市はインド市場の無限の可能性を確認し、2021年からインドのバンガロール地域で活動する専門現地アクセラレーターのザ・ゲイン(TheGAIN)とソウルスタートアップのインド進出を支援してきた。市場の重要性を確認したソウル市とザ・ゲインの協力で「ソウル創業ハブバンガロール」が誕生することになった。

 今後、ソウル創業ハブバンガロールはインドに進出する国内スタートアップの現地事業化を総合支援することになる。まず、年間5社前後の国内スタートアップを選抜し、インド進出を支援し、後続投資誘致など可視的な成果がある場合、支援規模を拡大する予定だ。

 ソウル市はインド市場への進出を希望するスタートアップ5社を10月21日まで募集する。選抜された企業はインド市場進出を成功させるため、現地企業・機関パートナーシップの確保、現地進出プログラムの運営、事務空間など総合的な支援を受けることになる。

 ソウル市がこの日から3日間進行するグローバルスタートアップフェスティバル「トライエブリシング(TryEverything)2022」では、企業家がインド進出する際に必ず知っておくべきこと、インド企業、投資家などに投資誘致を受ける戦略などで構成されたインド特別セッションを運営する。

 一方、ソウル市はグローバルトップ(TOP)5創業都市への成長に向け、2026年までにグローバルスタートアップ支援センター10か所を構築し、創業企業のグローバル進出を積極的に支援する予定だ。

 ソウル市のファン・ボヨン経済政策室長は「今回の『ソウル創業ハブバンガロール』は私たちのスタートアップがインド市場に成功的に定着できるよう支援する心強いパートナーになるだろう」とし、「アジア、中南米、米国、ヨーロッパなどグローバル拠点を2026年までに10か所に拡大し、スタートアップの海外市場進出速度を加速化する」と話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88