ストーカー通報件数が急増…警察、スマートウォッチ6300台を追加する計画=韓国(画像提供:wowkorea)
ストーカー通報件数が急増…警察、スマートウォッチ6300台を追加する計画=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で女性を対象としたストーカー犯罪の通報件数が急増しており、警察はさまざまな対応策を講じ被害者の保護に乗り出す。

16日警察によると、ストーキング処罰法に緊急応急措置不履行罪を新設し、接近禁止などの措置に違反した加害者には過料ではなく刑事処罰を科すことができるようになる。

また、位置確認のスピードと正確度を向上させた新型スマートウォッチ6300台を追加で補給する方案、高危険被害者の保護空白を防止するための民間警護・長期安全宿泊地の支援なども検討中だ。

ストーカー専門の警察は150人から170人台に増やし、関連した学位所持者と経歴者を虐待予防警察(APO)として採用する計画だ。

不法撮影などの性犯罪は時期と対象別に予防活動を実施する。これにより新学期の学校周辺、障害者施設などを点検することになる。

不法撮影が頻繁に起こる公衆トイレも対象に含め、地方自治体などとともに点検に乗り出す。

不法撮影と関連した通報は3240件で、昨年同期間(2140件)と比べ1.5倍増加した。

警察はストーカー犯罪と関連し加害者の再犯の危険性を診断し緊急応急措置の可否を判断する調査票を改善する方針だ。

警察は再犯の懸念があると判断された場合、職権により加害者に緊急応急措置をとることができる。加害者が被害者や被害者の居住地から100メートル以内に接近できないようにし、通信連絡も禁ずる。

きょう警察が発表した資料によると、ことし1~6月に警察に寄せられたストーカー被害の通報は計1万4271件だ。これは昨年同期間の3494件より4倍以上多い数値だ。

現政府の国政課題には、女性を対象としたデートDVに対応力を強化しストーキング処罰法の改正を推進するという内容が含まれている。
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