北朝鮮は「5日の午後6時以降6人の発熱患者が発生し、原因を究明している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は「5日の午後6時以降6人の発熱患者が発生し、原因を究明している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は6日、「5日午後6時以降、6人の発熱患者が発生し、原因を究明している」と明らかにした。

韓国の通信社“聯合ニュース”によると、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”はこの日、国家非常防疫司令部の話を引用し「6人の有熱者が発生した」と報道した。

国家非常防疫司令部の関係者であるリュ・ヨンチョル氏はこの日、国営テレビ放送局“朝鮮中央TV”に出演し「ピョンアンプクト(平安北道)のチョンジュ(定州)とハムギョンナムド(咸鏡南道)のシンフン(新興)郡で、37~39度の熱が出ている疑いのある対象者たちがそれぞれ3人ずつ発生した」と語った。

つづけて「非常防疫機関から迅速軌道防疫班と迅速診断治療班を現地に派遣し、原因究明作業を行なっている」と説明した。

発熱患者たちが新型コロナウイルス感染症によるものなのか、水系感染症など他の要因によるものなのかを確認しているものとみられる。

北朝鮮で発熱患者が発生したのは、報道基準で先月29日以降8日ぶりである。北朝鮮は、今月4日からは新規の発熱患者はもちろん治療を受けている患者もいないと主張してきた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96