文化財庁は5日、金海市亀山洞の支石墓の現場を訪れ、支石墓の下にある薄石と下層部が毀損されていることを確認した。整備・復元事業を請け負う施工会社が墓域を表示する床石を取り除く際に下層部に触れて損傷したものだ。
亀山洞の支石墓は2007年、亀山洞の宅地開発事業を進めている当時に発見された遺跡だ。上座の重さだけで350トン、墓域面積だけで1615平米あり、学界ではこの遺跡を世界最大規模のものであるとしている。
金海市では、亀山洞の支石墓を国家史跡に指定するため、2020年から専門の補修業者を施工会社に選定し復元・整備工事を進めてきた。
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