中国のホァ・チュンイン(華春瑩)外務省報道官は5日の定例会見で、台湾周辺での軍事行動が非難されていることについて、「中国は120年前の中国ではなく、イラクでもシリアでもアフガニスタンでもない」と述べた。
また「これは覇権対反覇権、干渉対不干渉、分裂対反分裂の重大闘争」と武力行動に出た意義を説明。
続いて「中国の主権と領土の完全性を断固として守護することが、14億を超える中国人民の堅固な意志である。私たちは米国といわゆる民主主義国家という追従者が、その点を明確に認識し人類人口の5分の1を占める中国人民の核心利益と、確固たる意志を重視し、尊重することを望む」と付け加えた。
中国は2~3日にペロシ議長が台湾を訪問したことに対して、4日、台湾周辺海域に弾道ミサイル11発を打ち、台湾海峡東部海域に長射程砲を大挙発射するなど前例のない武力行動に出ている。
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