【ソウル聯合ニュース】韓国の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は4日、ワクチンの接種が始まった2021年2月26日から先月30日までに報告された副反応の疑い例を分析した結果、1~4回目のワクチン接種件数は計1億2672万5952件で、このうち接種後に副反応が報告されたのは47万3755件(0.4%)だった。  副反応のうち、痛みや発熱、筋肉痛などの一般副反応が96.0%(45万4896件)だった。 永久的な障害や重症、重いアレルギー反応のアナフィラキシーなどの主要副反応は3.6%(1万7097件)、死亡は0.4%(1762件)だった。 ワクチン接種1000件当たりの報告率は一般副反応が3.59件、主要副反応が0.13件、死亡は0.01件だった。性別では女性が4.73件、男性が2.73件で、女性が約1.7倍多かった。 年齢別では30代が4.91件で最も多く、80歳以上が1.99件で最も少なかった。 ワクチン別では米ヤンセンファーマが5.87件、英アストラゼネカが5.41件、米モデルナが4.52件、米ファイザーが3.05件、米ノババックスが1.42件の順だった。 回数別では1回目が5.36件、2回目が4.08件、3回目が1.65件、4回目が0.61件と集計された。  小児・青少年(5~18歳)では計2万1131件(0.3%)の副反応の事例が報告され、このうち一般副反応が2万507件(97.0%)だった。重大な副反応が起こったケースは624件(3.0%)だった。 妊婦では計50件の副反応が報告され、このうちファイザー製ワクチンの1回目を接種した妊婦1人が死亡したことが分かった。 死亡例と推定される副反応のうち、死因は急性心臓死(309件)が最も多く、虚血性心疾患(274件)、脳卒中(208件)、肺炎(111件)、敗血症(88件)の順だった。 一方、人口全体に対する新型コロナワクチンの4回目接種率は11.5%と集計された。 先月18日から始まった50歳以上を対象とする4回目接種では、6.3%が接種を終えた。接種率は80歳以上が51.5%、70代が49.2%、60代が28.3%だった。
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