韓国の金承謙合同参謀本部議長が3日、マーク・ミリー米国合同参謀本部議長とオンラインで対話している様子(画像提供:wowkorea)
韓国の金承謙合同参謀本部議長が3日、マーク・ミリー米国合同参謀本部議長とオンラインで対話している様子(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・スンギョム(金承謙)合同参謀本部議長は3日、マーク・ミリー米国合同参謀本部議長とオンラインで対話し、朝鮮半島と域内安保状況について意見を交換した。

キム議長とミリー議長はこの日の対話で「北朝鮮の高度化された核・ミサイル能力と脅威に対する評価を共有し、米韓間の緊密な協力の必要性と域内の軍事協力強化の必要性に対し共感した」と、韓国合同参謀本部が伝えた。

特に両国の合同参謀本部議長は、北朝鮮がすでに準備を終えたとみられる核実験を敢行する場合、米国戦略資産の適時展開を含めた共同対応を通じて、米韓同盟の断固とした意志と能力を示すことにした。

また、拡張抑止の引き上げのため積極的に協力することにした。

さらにキム議長とミリー議長は、ことし下半期の「ウルチ(乙支)フリーダムシールド(UFS)」演習と合同実機動訓練を通じて、米韓連合の防衛態勢を強固にすることに力を集中させることにした。

キム議長はこの日の対話で「度重なる北朝鮮のミサイル発射などにより朝鮮半島の安保状況が厳重な時期において、米合同参謀本部の積極的な支援は米韓連合防衛態勢を一層強力に支えている」として、謝意を表した。

これにミリー議長は「優れた見識と卓越した指揮能力を兼ね備えたキム議長の就任を改めて祝賀する」とし「この70余年間、韓国に対する米国の安保公約は確固としており、今後も米国は変わりなく韓国とともにある」と語った。

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