ミャンマーで民主活動家ら4人の死刑執行、国際社会が糾弾…韓国外交部「糾弾に賛同」

韓国政府は、ミャンマー政府の民主活動家ら4人の死刑執行に対する国際社会の糾弾に「賛同する」と26日、明らかにした。

　韓国外交部（外務省に相当）はこの日、報道資料を通じて「われわれ政府は、先週末ミャンマー軍部が民主活動家ら4人の死刑執行に関して、米国、英国、日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、ノルウェーおよびEU（ヨーロッパ連合）と共に外交長官名義の共同声明を発表した」と言及。

　また「今回の共同声明を通して、死刑という極端な方式で反軍部勢力をより強力にに弾圧しようとするミャンマー軍部に対する国際社会の厳重な反対と深刻な懸念を伝える」とし、「ミャンマーの状況を国際社会が引き続き注視しており、暴力の中断、不当に拘禁された者たちの釈放および民主主義の回復の重要性を改めて強調した」と伝えた。

　これに先立ち、ミャンマー国営メディアは25日、民主化指導者アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟（NLD）の元議員を含む民主活動家ら4人の死刑が執行されたと報道。

　これに対し、人権団体は「人道に対する罪であり、戦争犯罪だ」と非難し、国際社会は反発を強めている。