韓国の新型コロナ新規感染者「6万8632人」、重症者は2日連続100人台…「医療力にはまだ余裕」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ新規感染者「6万8632人」、重症者は2日連続100人台…「医療力にはまだ余裕」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス新規感染者は22日午前0時基準で6万8632人だった。きのう(7万1170人)よりは小幅に減少したものの、1週間前(15日)の3万8865人よりは2万9767人、1.77倍多い数値だ。4週間前の7218人と比べると約9.5倍に増加した。

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入院中の重症者数も130人発生し、約40日ぶりに3桁台を記録したきのう(107人)に続き2人連続の100人台となった。

韓国政府は新型コロナウイルスの再流行に先制的に備えるため病床と治療剤を追加確保し、ワクチン4次接種に防疫力を集中させると明らかにした。

中央防疫対策本部によると、22日午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は6万8632人と集計された。国内発生の感染者は6万8309人、海外流入の感染者は323人で、累積感染者は1907万7659人だ。

国内発生の感染者のうち60歳以上の高危険群は1万496人(15.4%)、18歳以下は1万5445人(22.6%)だ。

入院中の重症者は130人を記録した。死亡者は31人、累積死亡者は2万4825人(致命率0.13%)だ。

中央災難安全対策本部のイ・サンミン(李祥敏)2次長(行政安全部長官)はきょうの対策本部会議で、医療対応力にはまだ余裕があると明らかにした。全体の病床稼働率は20%台、重症者病床の稼働率も10%台を維持している。

政府は最近の再拡散状況に合わせ病床と治療剤の追加確保、診断検査の対応力を拡充するだけでなく、風邪薬の需給管理強化、火葬施設の再整備などを通じ再流行に先制的に備えると説明した。

特に、重症化と死亡危険性を抑えるためのワクチン4次接種に政府の防疫力を集中させる。今回の接種対象である50代に対しては産業団地、産業施設の密集地域など主な活動地域を中心に自治体が積極的に接種を案内し、18歳以上の基礎疾患者に対しては医療機関を中心に4次接種の案内を積極実施する。

一方、政府は22日からワクチン接種の副反応経験者と死亡遺族の心理的安定と日常回復を支援するため、全国260か所の精神健康福祉センターと5か所の国家・圏域トラウマセンターで精神健康情報や心理相談などのサービスを提供する。李2次長は、「被害補償申請時に個人情報提供の同意手続きを新設し、携帯電話メッセージの発送により心理支援サービスを案内していく」と説明した。
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