日本、今年上半期の貿易収支約8兆円の赤字、過去最大規模=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本、今年上半期の貿易収支約8兆円の赤字、過去最大規模=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本が今年上半期(1~6月)、過去最大規模の貿易収支赤字を記録した。原油価格など国際エネルギー価格の上昇、封鎖措置などによる中国経済の鈍化、円安などが影響を及ぼした。

財務省は今年上半期の日本の輸出額が前年比15.2%増の45兆9379億円、輸入は37.9%増の53兆8619億円と集計されたと発表した。上半期の輸入額が50兆円を超えたのは今回が初めてだ。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7兆9241億円の赤字を記録した。統計を集計し始めた1979年以降、過去最大規模だ。輸出額も堅調な成長傾向を見せたが、中国の封鎖措置、サプライチェーンの悪化などの影響で輸入額が増加傾向を見せた。

輸入額が急増したのは、ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が急騰した中、円安まで重なった影響だ。ドルに対する円相場が今年上半期には15.2%下落し、エネルギー輸入費用が大幅に増えた。
輸出額は鉄鋼と電子部品部門の成長に支えられ堅調な増加傾向を見せたが、数量基準では2%減少した。 円安で輸出製品の価格競争力が高まったのは肯定的に作用したが、中国の封鎖措置で対中輸出数量が13.4%急減した。

一方、6月の貿易収支は1兆3838億円の赤字で、11か月連続赤字を続けた。輸入額は前年同月比46.1%増の10兆122億円で4か月連続最高値を更新した。輸入額が10兆円を超えたのは今回が初めてだ。また原油輸入額が1兆1598億円で15か月連続増加した。
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