韓国ロッテケミカルが水素・バッテリー事業を2か月間で急拡大、M&Aなど投資を加速(画像提供:wowkorea)
韓国ロッテケミカルが水素・バッテリー事業を2か月間で急拡大、M&Aなど投資を加速(画像提供:wowkorea)
ロッテケミカルがバッテリー分野のリチウムメタル、負極材、エネルギー貯蔵装置(ESS)など新事業への進出に向け、持分投資と合併・買収(M&A)を進めている。

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同社は手始めに4兆ウォン(約4163億3758万円)を投資し、2030年まで関連分野において5兆ウォン(約5200億8450万円)の売り上げを上げることを目標としている。このため米国に、バッテリー事業を推進・統括するロッテ・バッテリー・マテリアルズUSAの新設を決定した。資本金は約13億ウォン(約1億3524万円)に達する。

さらにバッテリー材料関連の技術確保にも、投資を惜しまない考えだ。既にバナジウムイオン電池を開発した韓国のスタンダードエナジーに、650億ウォン(約67億6714万円)を投資し持分15%を確保した。

バッテリーと共に、もう1つの成長軸とする水素事業も拡大している。このためSKガス、フランス系エア・リキード・コリアと7~9月期、合弁会社を設立する。合弁会社は年50万メガワット(MWh)の電力を生産可能な燃料電池発電所を設立する予定だ。

同社は2030年まで、水素・アンモニア350万トンのほか、グレー水素60万トンとブルー水素45万トン、グリーン水素15万トンを供給する計画を立てている。計120万トンの水素を韓国に供給し、水素の生産からアンモニアの混焼発電、水素ステーション事業に至るまで水素のバリューチェーン全体に事業を広げるのが目標だ。


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