韓国与党“国民の力”のハ・テギョン(河泰慶)議員(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のハ・テギョン(河泰慶)議員(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のハ・テギョン(河泰慶)議員は、党倫理委員会が30代の若きリーダー、イ・ジュンソク(李俊錫)代表の「性接待および証拠隠滅教唆」疑惑に関する懲戒の決定を2週間後に先延ばししたことについて「はっきりした結論もなく時間をひきずり『イ代表叩き』をしている」と批判した。

ハ議員はきょう(23日)、韓国のラジオ番組に出演し「支持層の対立を誘導し、結局党の自害をするようなことだ」と語った。

ハ議員は「私が思うに、倫理委員会は自害政治をしている」とし「事実、倫理委員会が結論を下すことのできる証拠を確保することは不可能だ」と主張した。

つづけて「(警察の)捜査結果をみて結論を下すしかないことであり、倫理委員会会議は無意味だ」とし「イ代表の話題は浮上するしかない」と語った。

ハ議員は「わが党の特徴は、老・青の世代連合政党だということだ」とし「20・30代と60・70代という2つのグループの性格は少し異なる。20・30代は主にイ代表を支持し、わが党への忠誠心の高い既存の支持者たちはイ代表への非好感度が高くなった」と診断した。

つづけて「どっちにしても(選挙で)皆が勝利したではないか。結果と成果が重要だ」とし「かつて、安定感のある代表たちがよくやったことは何があるのか。事実、皆(選挙で)負けたではないか、これまでの党代表たちは」と強調した。

ハ議員は「イ代表叩きをして支持層同士が衝突すれば、わが党だけが弱体化する」とし「党の倫理委員会は、党が発展し強化することに最も大きく寄与しなければならない。それなのに明確な結論もなく、支持層の衝突をあおっている」と語った。また「明確な証拠があれば(イ代表を)懲戒し、そうでなければ静かにしているべきだ。倫理委員長も自重する必要があると思う」と語った。

さらに「どっちにしてもこの時点で、党が大きな内傷を負ったことは事実だ」と付け加えた。

与党の倫理委員会は、イ代表に関する懲戒決定を2週間後の来月7日に先延ばしした。

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